日常を生きる

太陽を見つめると目がまぶしい
お腹が空いてお腹が鳴る
遠くで列車の走る音が聞こえる
手のひらに温もりを感じる

自分の中の不思議と出会うということ。

頬にあたる風が気持ちいい
口に入れた食べ物が美味しい
耳に聞こえるメロディが美しい
野に咲いた花の匂いが喜ばしい
自分のまわりの感動と出会うということ。

嫌なことは嫌と言う
誰かの不正を注意する
目の前の悪事と戦う
自身に湧いた邪念をはらう

世界にはびこる悪と戦うということ。

呼吸をしているということ。
何かを知っているということ。
何かを感じるということ。
何かを考えるということ。

あなたは今、生きている。

0コメント

  • 1000 / 1000

祭多まつりのWEB SITE

純文学作家(自称)