すべからく恋はいいもの

ラジオからサザンの松田の子守歌が流れている。
『せめて一度 ならずとも 心から酔わせたげる 乱れたりしてもいい すべからく 恋はいいもの  止めどなく 溢れ流す涙なら信じたげる ..』 
メロディーも歌詞も良い曲だと思う。
だが、私は恋が当然良いものだとは思っていない。
むしろ恋は特別な修行のようなものだと思っている。
だから、恋をしている期間は辛く自分が惨めな存在に感じ、恋が終わると成長からか開放感からか、自分が可能性に溢れた存在に感じられる。
そして、これが一般法則に当てはまるかどうかわからないが、夏のはじけるような恋よりも、秋に染まった恋というのは、深く深く心に染み入ると思っている。

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純文学作家(自称)