変態の定義というのはなかなかに難しい。
誰でも何かしら人とは違う嗜好を持っているものだが、それを他人がどこまで許容できるかと考えると、自らの嗜好はなかなかに語り難くなってくる。
という前置きから今日は始める。
毎日書くと言ったエッセイをさっそく2日に達成できなかったことを誤魔化すためである。
正月休みに何をしていたかと言うと、呑んだくれていたわけでもなく、ただぼうっと非非存在の実践のために座禅をくんでいた。
と言って、まったく呑んでいなかったわけでもない。
今も呑んでいる。
ただ、添付の写真のようにほんとうに酒は飲めなくなった。
昔は・・なんて言いだすと年寄りみたいなのでやめよう。
さて、変態の話である。
自称変態を名乗る芸人、アーティスト、女優の話を何人か聞いてきたが、手前味噌的な話になるが、文学者が一番の変態であると断言する。
SMを嗜好する方の話を聞くと、なるほど、奥深い世界とは分かるが、変態というには及ばない。
私でも理解できるほどである。
拘束、服従、不自由の自由、絶対的な信頼は万民の共通事項なので変態ではない。
それと、法に触れる変態は犯罪なのでここでは扱わない。
明るい変態、というとバカバカしく聞こえるだろうが、ほんとうにバカバカしい話である。
露出なんてのは誰でも一度や二度ぐらい外でしただろうし、複数ではもちろん、尿なんてものは誰もが求めるものであり、衣服や格好の嗜好などはただの造形であり、道具などは怠慢である。
では、真の変態なるものは何か。
変態と言うからには、人類の態を変えた様を具現化するものである。
今年はそんな変態に出会い、変態話を聞けるように願っている。
祭多まつりのWEB SITE
純文学作家(自称)
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